良くなってた不登校が…逆戻り!?

19.02.09.bmp



 


★宜しければ「カウンセリング修業のブログ」にもどうぞ★
 

リストカットしないですむようになるには?

18.10.04.bmp
前回、
リストカット(自傷行為)は、
強い不快な気分を切り替えるためにしている、
その子なりの
とっさの対処法と書きました。

即効性が高いので
ついやってしまう子がいるのも
分からなくはないですが、
可愛い子どもたちが
自分で自分を傷つける様を見るのは
大人としては辛いところ。

何とか別の方法で
切り替えてもらいたいものです。

生徒から
「リスカしたい気分の時はどうしたらいい?」という相談を受けた時は、
僕はいつも
「今までに他の方法で試してみたことはなかったの?」
と尋ね、
あるのなら
「その方法だとどうなったの?」「どのくらいうまくいった?」と
聞きます。

ない場合は
他に何か方法はないかを
一緒に考えたり、
考えてもらうよう
お願いします。

結構な割合で
みな自分なりのリスカ衝動対処法を考え、実践した経験を持っています。

多かったのが
好きな芸能人の写真集、
好きな雑誌、漫画、動画、ゲームなど、
とにかく自分の好きなものを側に置いて
切りたくなる衝動がおさまるまで
それを見たりしたりして過ごす、というもの。

他にも
水を飲む、
好きな楽器を弾く、
身体を動かす、
絵を描く、ブログを書く、
ノートに悪口や落書きをしまくる、
ビーズアクセサリーを作る…、など色々な方法が聞けました。

自傷したくなる衝動は、
45分以上は続きません。
生徒はその間、
何とか他の活動で
やり過ごそうとしてくれます。

その間の努力と工夫は
たいへん立派なものなので、
大いに褒め、ねぎらいましょう。(すばらしい!!)

生徒自らが思いついたリスカ衝動対処法は、
その子の才能に関連しているものが(実は)多いのです。

なので
その対処法についても
「スゴイねそれ!」「いい趣味だね!」「何それ面白そう」と
詳しく聞いたり教えてもらいましょう。
生徒の自信につながります。

それでも「またやっちゃった…」
という子には
「自分を責めたりしなくていいよ、
 それだけストレスがあるってことだからね、
 それより教えてくれてありがとう。
 切った時は必ず誰か(担任、保健室の先生)に報告してね、
 そして手当てを受けて欲しい。
 もし出来るのなら、
 切りそうな気分の時は、前もって教えて欲しい」と、
お願いしておきます。
(もちろん担任の先生や保健室の先生には怒らないよう事前に伝えて)

すると
「今、授業出たらリスカしそう…」と
担任の先生に
前もって言うようになった生徒もいました。

欲を言えば、
リスカしそうになる衝動そのものを
言葉で表現できるようになるといいですね。
そうすると
行動や症状で
表現する必要が減りますから。


さて、
リストカットをしないで済むようになる方法で、
もっともお勧めできるのは
我が国一の天才精神科医、
神田橋條治先生発案の、
芋焼酎風呂

芋焼酎をおちょこ一杯分、
お風呂の湯船に入れて、
その中に(顔面だけ湯船から出して)頭から全身浸かる、
という方法です。
邪気が抜けるのだそうです。
(ただしその後の湯船は
 邪気だらけになります。)
普段からやっておくと予防になります。

手首や足首は
邪気や血液がたまりやすいところ。
心が苦しくなった際に手首を切ってしまう行為は、
邪気を体外に追い出そうとする
本能的行為とも言われてます。

自傷をする子に、
芋焼酎を濡らしたコットンのガーゼで
手首や足首など、
自傷しそうな場所を
スーッと拭いてもらうと、
スーッと邪気がとれるそうです。

「これなら自傷せずに済みそう」と
リストカッターの間で好評なのだとか。

あくまで本に載っていた話、
ということになりますが。▼
『精神科養生のコツ』神田橋 條治

そして
僕が思いついた方法、
バランスボールに座って上下にピョンピョン跳ねる、というもの。
2018.10.02.JPG
または
片足でケンケン を左右繰り返す、
スキップする、
廊下を雑巾がけ、…など。

要は自分の正中軸、“芯”を感じる。
その感覚をしっかりさせるという方法です。
やっていくうちに、不快な気分がなくなります。
芋焼酎風呂同様、
普段からやっていてもいい方法です。
インナーマッスルが鍛えられ、『自分軸』がしっかりしてきます。
ストレスに強くなり健康にもいいので
おススメです。

他にも、
自傷したくなる時に、
体を激しく使う運動を思い切りして
その後は逆に、
本を読むなどの頭を使う作業をする、という方法。
学会で聞いてきた方法です。

…など、紹介しましたが、
大抵の生徒たちは
僕が薦める方法より
自分が思いついた対処法、
「自分の好きなことをしてやり過ごす」をとります。

思春期の中学生にとっては
大人から決められた正しい方法より
自分の選んだ「好き」を選ぶ方が
魂の健康に良いようです。



 


★宜しければ「カウンセリング修業のブログ」にもどうぞ★
 

なぜ子ども達はリストカットをするのか

18.09.24.bmp
子どもの手首に
カッターか何かで
切った痕があることがあります。

リストカット、
通称リスカと呼ばれる、
自分で自分を傷つける行為で、
手首以外の場合もあります。

このリストカット、
一般によく誤解されているのが
『人の気を引こうとしてやっている』
というもの。

たしかに注目されやすい行為なので、
『リスカをしたら、人に構ってもらえる』ということを
切った本人が
無意識に学んでしまうこともあります。
ですがそれはあくまで
二次的なもの。

自傷する動機の多くは、

イライラ・ムシャクシャする、(焦燥感・怒り)
 自分が存在しているのかどうかわからない感じ、(離人感・空虚感)
自分を責めてしまう、すごく淋しい(鬱)
などの、
ひじょうに強い不快な気分からぬけ出すためしている、
というもの。

18.09.25.bmp
と言う子がいますが、
変なことを言っているのではなく、
本当にスッとするのです。

血を流すと血圧が下がりますから
イライラなどの興奮はマシになります。
特に血液は、
手首足首などに溜まりやすく、
(ちなみに邪気も手首足首に溜まりやすいのだとか。)
そこを切ると
スッとした気分になりやすいのでしょう。
18.09.26.JPG
と言う子は
自分の身体に強い刺激を与えることで
身体の輪郭(自分がどこにあるか、どこまでなのか)を確認し、
意識を保つのです。
18.09.28.bmp

傍から見ると
ギョッとする方法かもしれませんが、
その子なりの、とっさの対処法なのです。

なので子どもに
「いいか悪いか」を論じても
根本解決にはなりにくいでしょう。

どんな不快な気分への対処としてしているのか、
を知ることが大事です。

子ども本人も、
なぜしてしまうのか分かってないことも多く、
その場合、
「どんな気分の時、切りたくなるのか覚えていてね」
「切る前と切った後、どんな風に気分が変わっているの?」
など、その子に
リスカの前後をモニタリングしてもらうようお願いします。
18.09.29.JPG

そして
不快な気分を変える方法が他にないか、
今までに何か試してみたことはなかったか、
あるのなら
その方法だとどうなったのか、
どのくらいうまくいったのか、
なかったのなら
他の方法を一緒に考えたり、
考えてもらうようお願いしておきます。


自分を傷つける行為を続けていくと
(意識的にしろ無意識的にしろ
『自分を大事にしていない子』という目で見られるので)
『甘えてる』『病んでる』など言われたり
被害的な目に遭うことも多くなります。

なので何よりも
子どもに
『自分は大事にされるべき存在である』ということを思い出してもらうため
傷の手当てを丁寧にしてあげましょう。

手当てされる感覚が、
『大切にされている』という感覚なのです。

18.09.27.JPG

「そんなことすると
 ケアされたくてリスカすることが増えるのでは?」
と心配される方もいるかも知れませんが、
リスカは
不快な気分に対するとっさの対処法。

ケアを求めてやっている行為ではなく、
ケアが必要になっている状態を表す行為。

リスカに関心を向けるのではなく、
リスカに走ってしまうような、
その子をとりまく不快な状況が何かについて
関心を向けましょう。

『こんなことしてるなら精神病院に入れるよ』など脅すと
「私が辛い思いをしていることを、分かってくれないんだ」と
子どもは深く傷つきます。

『あなたが大事だからもうしないで欲しい』
とお願いする方がまだマシです。
「あなたが自分を傷つけているのを見るのは心苦しい」ということを
素直に伝えましょう。

以前、辛くなるとリスカをしていた子が
お母さんとの関係が良くなって
『親からもらったこの身体を傷つけるわけにはいかない』
と、
リスカを我慢するようになったことがありました。

子どもは
「自分は大人から大事にされている」と感じられると強くなるんですね。

・・・リストカット対処法は次回書きます。・・・

にほんブログ村へ 
▼一コマ目で読んでいる本はこちら
← 全く効果がなかった左手フィギュア

ネットで自殺予告を見たとき~相手を死なせないために~

18.08.23.bmp
18.08.24.bmp
「ネット上だけの友人」がいるという方は
今や少なくないでしょう。

顔も見たこともない、
文のやり取りだけの友人。

それどころか、
その人のブログやレスを見ているだけ、という
一方通行の場合もあるかもしれません。

それでも自分にとってその人は
心の支えになっている人。

そんな人がいる人は
多いだろうと思います。

しかしある日
その人のブログや掲示板などに
感謝と謝罪の言葉と、
これから自殺するという文が書き込まれている。

…こんな経験が
多くはないでしょうが
少ないわけでもないのです。
11.09.13sc.jpg
僕ももちろん
そんなことがわが身に起こるとは
思ってもいませんでした。

自分の生活からはほど遠い、
本の中に出てくるような、
言葉だけの事象としてしか
認識していませんでした。

なので目の前に
「自殺」という現象が迫ったときには

何をすればいいのか、
どうしてあげればいいのか、
どう動けばどうなるのか、
本当に死んでしまうのか、
何をするのがいいのか、何が出来るのか。

混乱と葛藤と焦りと無力感、
あまりに強い衝動に同時に襲われ
僕は
感覚が麻痺し
その場でフリーズしてしまったのです。

以降、
二度とあんな苦しみを味合わないよう
「これから自殺する」という書き込みを見つけたときの
僕なりの対応を開発しました。
それをご紹介しておきます。

自殺予告を見た時は
当然ショックを受けます。
しかし、焦る心に
「どうすればいいか分かっているはず」と、
言い聞かせ落ち着かせます。

この時、
相手の状況がどんなに救いようのない不幸なものに思えて、
「このまま死なせてあげる方が相手のためでは…」
という考えがよぎろうと

「100%死を望んでいる人間などいない、必ず1%は生きることを望んでいる」
「自殺は
『今の生き方をリセットしてもっとより良い生き方がしたい』という思いの裏返し表現である」

という、
自殺対応のプロの方が言っていたことを思い出し
気持ちを奮い立たせます。

どこの誰か分からないからどうしようもない
と思っている方もいるかもしれませんが
(現在はあまりいないと思いますが)
警察に通報します。

インターネット上の自殺予告については、
接続業者などの団体が 
発信者の名前や住所を警察の求めに応じて開示する
としたガイドラインを策定しており、
通報を受けた警察が 業者に照会して発信者を割り出すことになっています。
ちなみに2007年に
警察が本人や家族を説得して
自殺を思いとどまらせたり、
病院に運んで救護したりした人は72人。
(毎日新聞の記事を参照)

相手のブログのページアドレス、掲示板のアドレスだけでもOKです。
相手のIPアドレスやホスト先も分かるようなら
それも伝えておきます。

文面から緊急性があると思われる場合は
『心配なので、すぐに生存確認を取ってください』と言っておきます。
あまり緊急性がないと思われると
「明日の朝電話しておきます」と言われてしまうことも。
(警察の対応は、個人差があります。)

通報した後も、
何かしなくてもいいのかという
不安と焦燥感を抱えることになると思います。

その時は、
パソコン画面上のその人の書き込みを見て
強く、全身全霊で、『死なせはしない』と心に念じます。

そして、自分の想いのベクトルが、
パソコン画面(電話の場合も可)の向こうの相手に向かって発され
その人の背後から回って両肩をギュッとを抱きしめ、
それから
自分が相手の背後から耳元に
「死ななくていい」「僕がついてる」と、
囁くイメージをします。

さらに
拍手ボタン、メール、ブログのコメント、
相手とコンタクトがとれる箇所の全てから
「私はあなたに死んで欲しくない」
「あなたが辛い状況にいるのはいたたまれないが、
 それでも私はあなたを失いたくない」と
自分の感じている真剣な思いを送ります。

「自殺を望んでいる人を止めたりしたら恨まれるのでは?」
という不安があるかもしれませんが、
加賀乙彦先生(犯罪心理研究者、精神科医、文学者)の著書
『悪魔のささやき 』(集英社新書)によると、
自殺を止められた人が
「なぜ止めたの、死なせて~!」と怒ることは滅多になく、
大抵の人が
「良かった、助かって」と、
生きていることに安堵するのだそうです。

僕も自殺未遂をした人に何人か会ったことがありますが、
「あの時はちょっとおかしかった」など、
その時の自分を恥じている人ばかりでした。
恨まれる懸念は不要です。

自殺を止めたいと願うのは人間の本能なのです。
本能に逆らう方が不自然です。
自分の内側から来る力の正しさを信じましょう。

自分は相手の『生きたい気持ち』であり、
相手の『生きようとする思い』が、
自分を今この場にこうして引き寄せたのだ、
自分の思いが強くなればなるほど
相手の『生きたい気持ち』も強くなるのだと。

自分の『真剣な思い』を弾に
相手の心に狙いを定め、相手の『死にたい気持ち』を撃ち砕くように、
送信ボタンを押します。

冗談で自殺予告を投稿した方もいるかもしれませんが、
例え冗談であっても「死ぬ」と言っている人は、何らかの辛さを抱えています。
こちらの「死んでほしくない」という真剣な気持ちが伝わると、
自暴自棄な気持ちが怯むのです。

最後に、
「人事を尽くして天命を待つ」。

自分が思いつくことは全てやった、真剣にやった、
「その子にとって一番いいようにしてあげて下さい」と祈って
あとは天の采配にお任せしましょう。

その後どういう事態となっても、
それがその子にとって一番良かったのだと、
自分の心を納得させるためです。

以前僕と交流のあったブロガーさんが
自殺予告を書き込んだ時、
僕はその子の
HPと携帯サイトのメールボックスからメールを、
そして
そのブロガーさんとネット上で交流があったカウンセラーさんに電話して、
そちらからも声をかけてくれるよう頼み、
その後警察に「生存確認をとって欲しい」とお願いしました。

警察の方は即動いてくれたようで
その子を説得し、「自殺しない」と約束させてくれました。

後に
精神薬が切れたことから鬱状態が悪化したためと分かり、
落ち着いた頃には
「一時の気の迷い」「二度としない」と言っていました。
今ではリア充しているようです。

通報すると、
そのブログや掲示板は削除されてしまうので、
その方とのつながりがそこで切れてしまうこともあるかもしれません。

心の支えとなる人の消息が分からなくなるのは辛いでしょうが、
それでも、
「自分が何もしなかったためにあの人は死んでしまったのではないか」
という苦しみを背負うより
ずっと、ずっといいのです。

2012.08.26
インターネットホットラインセンター

「死にたい」と言われた時

子どもが
「死にたい」と、言ってくることがあります。

表情は必ずしも暗いわけではなく、
学校でも
特に目立った問題はないかもしれません。

しかし、
子どもの「死にたい」という言葉は、
軽く受け流してはいけません。

「死にたいと言っている子は自殺しない」
「気を引くためにわざと言っている」
「死にたがっている子に、自殺したい気持ちについて色々聞いたりすると、
 かえって自殺への行動を現実のものにしてしまう」

と、一般には思われているようです。

そのため、
子どもが死にたい気持ちを打ち明けても、
それを聞いた人から
軽く受けとめられたり、
聞き流されたりすることがあります。

「死にたい」という言葉は衝撃が強く、
聞いた周りの人はその言葉に少なからず動揺します。

「死にたいと言っている子は自殺しない」
「嘘を言っている」
と思うことで
自らの気持ちを落ち着かせ、
「何を馬鹿なこと言ってるの」と、
子どもの言うことを否定したり、

または
自分の心を動揺させられた怒りから、
「『死にたい』なんて軽々しく言うものじゃない」
「生きたくても生きられない可哀想な人もいるのに」
と言って叱責してしまうのも
無理はありません。

結果、子どもは
「真剣に受け止めてもらえなかった」
「分かってもらえなかった」
という気持ちを味わうことになってしまい、
かえって
自殺への気持ちを強くしていることがあります。
(表面では「てへへ~」と笑って過ごしているのだとしても。)

「死にたい」と言っている直後に自殺することは、
そう多くないかもしれません。
「死にたい」と言葉にして口から出すことで、
気持ちは少し楽になるからです。

しかし、
「死にたい思い」を打ち明けながらも
そのまま放っておかれるという経験を繰り返せば、
自分は大切にされる価値のない人間だという思いが強くなり、
その後その子が
自殺遂行に至る危険性は、十分あるのです。

「死にたい」と子どもが言って来た時は、
必ず
真剣に耳を傾けないといけません。

「自殺はいけないことだ」
「親不孝だ」
「周りが悲しむ」など、
社会倫理や他者を持ち出して
相手の自殺を止めようとする人もいますが、
そのような言い方では、
相手の心には何も響きません。

社会が、第三者が許さないよ、という言い方は、
どこか自分の気持ちを誤魔化し
他に(相手に)責任を転嫁して対処しようとしています。

相手のことより
自分自身の心の安寧の方が大事なのだと、
死を真剣に考えている人には、すぐ見破られます。

無責任な態度では、
死を考えている人を止めることはできないのです。

本当に今、心から感じていることを言葉にしないと
相手の真剣な気持ちを
受け止めることは出来ないのです。

日本人は、人を叱る時や行動を止めさせようとする時、
「○○さんが悲しむよ」「世間が何て思うか」など、
 第三者や周囲の目を引き合いにして、
本人に思いとどまらせようとする言い方が多いのです。

「第三者があなたをどう思うか」ということが、
本当に伝えたいことでしょうか?
「私はあなたに死んで欲しくない」が、
本当の気持ちのはず。

「死にたい」と子どもが打ち明けてきた時は必ず、
「僕はあなたに死んでもらいたくない」
と、
一番伝えたいことを
真剣に
言葉にしないといけません。

誠実さのない心では、
真剣な心と向き合うことは出来ません。
少しでも言葉に嘘や欺瞞、躊躇いがあったら
すぐばれてしまうのです。

その子の
「死にたい」気持ちから目をそらさず、
真剣にその「死にたい気持ち」を聞いてあげること。

死にたい気持ちを吐き出させてあげることは
その子の辛い気持ちを楽にすることでもあります。

・それは死にたいくらい辛い思いをしているということなのか、
 それとももう二度と目を覚ましたくないと思っているということなのか、
 どのくらい死にたいと思っているのか、
・自殺の方法、計画を実際考えているのかどうか、
・あるのならどのような方法で死ぬつもりなのか、またはしたのか、等

自殺したい気持ちについて具体的に聞いていくことは、
自殺したい気持ちや不安が、かえって和らいでいくものです。

例え本気で「死にたい」と言っていたわけではなくても、
自分の気持ちを真剣に受けとめてもらえたという経験は、
子どもにとって
決して悪いものではありません。
(「冗談が通じない奴」とは思われることはあるかもしれませんが。)

子どもに「死にたい」と打ち明けられ、
真剣に受け止められず
その後本当に自殺してしまった時の
後悔や苦しみは、
「冗談が通じない奴」扱いされる苦しみの比ではないのです。

死なれてからでは何もかも遅いのです。

2011.8.3
自殺対策-内閣府-WHO による自殺予防の手引き



 


★宜しければ「カウンセリング修業のブログ」にもどうぞ★