不登校中の子が不活発になってきたのは?

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このところ寒くなってきました。

この間まで
登校しようと頑張ってたのに、
家の中でも
家事をしたり勉強したり踊ったり
元気な様子を見せてたのに
最近は
ずーっとスマホをいじってて
何の動きも見られない…。

そんな様子に
もはや学校に行くことを諦めてしまったのではと
思われた方もおられることでしょう。

この時期動きが鈍くなるのは
登校を諦めたからというより
外側ではなく内側にエネルギーを向けるよう
体が要求してきているから。

人に限らず動物、いや生物は
寒くなる時期
動いて体力を消耗するよりも
来期に備え、蓄えようとするようです。

不登校中の子も
自然の理に従い、
秋から冬にかけて
動きが鈍くなります。

外界へ関心が向きにくくなるので
登校のお誘いにも消極的。
チャレンジできないことが多いです。(TT)

「じゃあ、春まで学校には行かないの!?」

という疑念がよぎりますが
そんな中でも、
登校しやすい日はあります。

期末試験の日や、
遠足、文化活動発表会などのイベントの日。
(イベントの日は逆に
「こんな時だけ登校するのは他の子に悪い」と言って
 断固行かない子もいる)

そして
期末テスト明け(終業式の2週間前辺り)。
「辛くても、しばらくすると冬休みに入るから」
という理由で行きやすいようです。
ゴールが見えていることで
心理的に少し楽になるのでしょう。
期末テスト明けの、
クラスマッチの日から登校を再開した子もいました。

とはいえやはり
他の時期と比べ、子どもの反応はもひとつです。

この時期はむしろ
読書(漫画も可)や映画鑑賞など
イメージの世界での冒険や活動がお勧めです。

体の動きが少なくなっても、
いや、動きが少ないからこそ、
作品の世界を
生き生きと体験しやすくなってます。

内面的な経験もまた
体験として蓄えられていきます。

後に彼らが不登校から卒業し、
自らの不登校生活を振り返る時、
その時体験した作品の世界が
いきいきと思いだされ、
今の自分の礎を作ってくれたということに
思い至ったりもするのです。

家の中にこもりきりで
動きがなくても
豊かな体験をできないわけではありません。

そして春が近づき温かくなるにつれ
希望が膨らみ
活動的になっていきます。



 


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