甘え下手の子の不登校

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20年近く不登校生と関わってきて思うのが、
不登校になりやすい子の性格特徴のひとつに、
『甘え下手』というのもあると思う。

不器用だったり 
アピール上手な弟妹に負けてたり・・・

なかなか親の愛情を一身に受け取れないものだから、
とかくエネルギーの要るストレスフルな思春期を
上手く渡れず立ち止まってしまう・・・

なかには
アピール上手な弟妹に嫉妬して
当たったりしている子もいるかも知れません。
(そしてそれを親に叱られて
 『どうせ俺は・・・』と言わんばかりに心を閉ざしていくという・・・)
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こういった子には、
親が
一対一で構ってあげる時間を取ってあげると
好転します。

子どもの言うことに
批判したり反論したり意見したりせず、
丁寧に耳を傾け聞いてあげること。

続けると、大抵、
素直になってきます。
少し幼児返りして
我儘いうようになることもあるかも知れませんが
頑なだったところが
丸くなります。

「今まで親には言っても無駄だと思って何も言わなかった」子が
自分の考えていることを
ちゃんと親に言うようになってきます。
「本当は淋しかった」など
本音や弱い部分を言えるようになって来たりします。

そうなると
学校に行ってないことに対しても
オープンに話し合えるようになります。
ここまで来ると
解決はほぼ時間の問題となります。

稀にあるケースですが、
「あれやれ」「これ買え」などの要求が出てきたとしても
呑む必要ありません。
本当に欲しいのは親からの関心なので、
子どもの言われるがままにしても、
子どもは本心では満足しません。
(まあ、あまりないケースですが)

自分を語るのが苦手な子も含め、
「親から関心を持たれている」かつ「親に認められている」と
子どもに感じ取ってもらうのに
僕がいつも薦めているのは、
子どもが見せてくるもの(出してくるもの・呈してくるもの)を
関心を持って受け止めること。

甘え下手な子は、
自己表現が遠回しなことがあり、
見落とされることもよくあります。

リビングでゲームをしているようなら、
そのゲームについて興味深そうに質問してみましょう。
動画を見せに来たら
「うわぁっ なにこれ!」など反応してあげましょう。
リビングや台所の上にしれっと
読みかけの漫画やDVDなど置かれていませんか?
それにも「面白そうね、どんな内容?」など聞いてみましょう。

子どもが関心を持っていることに関心を持つことは
子どもの意思を認めていることになります。
それは
「自立心」をくすぐるのです。

思春期の不登校には
必ず「自立」のテーマが含まれていますので、
子どもを大切にしつつも
子どもが自ら何かを選び取っていくことに歓んで応じることは
子どもの成長を
引き出すことになるのですよ。


 


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