不登校の子に学校のことを言うと暴れます

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学校に行かなくなった子ども。

毎晩
「明日は行く」と言っているのに
朝が来ると起きられない。
昼前に起きてきて、
家でゴロゴロ、ネットやゲームばかり。

そんな子どもの姿に苛立ち
親としてはつい
「学校に行け」と言ってしまいます。

しかしそうすると
激しい反発を招き、
バトルとなってしまう。
または
厳しい表情でバタンッとドアを閉められ 
部屋にこもられてしまう。
・・・なんてことが
繰り返されていたかもしれません。

不登校になった子に
親が「学校に行け」と言いたくなるのは当然のこと。

でも
学校のことを言って子どもが暴れる、
不機嫌になって部屋にこもられるようなら
まだそれは
言うべき時ではないかと思います。
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と思われるのももっともですが、
学校に行かないことを一番責めているのは
実はお子さんご本人なのです。

思春期に入るまでは毎日普通に学校に通っていた、
というお子さんなら、
「学校には通うもの」ということが理解できています。

「学校」の話題を聞いて暴れる、不機嫌になるなら、
本人はそのことを痛いぐらいよく分かっている、ということ。
暴れたり、物にあたったりなど、イライラが激しい時は、
「何で学校に行けないんだ」という
自責の念に苦しんでいる時。

そんな子どもに
学校のことを言うのは、傷口に塩を塗り込むようなもの。
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と思われ、信用を失い、
親子関係の悪化へと、問題をこじらせていってしまうかもしれません。

まずは落ち着いてもらうこと。
学校へ行けと言わなくなると、
子どもは少し落ち着き、余裕が出て来ます。

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この時期、
学校のことは担任の先生にお任せするといいでしょう。
「学校の先生」が「学校」を話題にするのは当たり前のことなので、
親が言うより反発が少なくて済みます。

とはいえ、
学校に行かない自分を責めている頃なので、
担任が家に(電話・手紙が)来るだけでも
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と、被害的に受け取り、暴れるかも知れません。

しかし
「学校のことを言うと嫌がるので」と言って
学校との関わりを断ってしまうと、
それはそれで、
子どもの中に「見捨てられた」感が残ります。

定期的な家庭訪問、電話連絡、配布物や手紙のポスティングは
続けてもらいましょう。
最初は、激しい反発を示すかもしれませんが、
自分に害がないこと分かってくると、
家に来ることを容認してくれるようになります。

その際、
子どもが担任と「会う」「会わない」かは、子どもに決めさせて下さい。
嫌がっている時は会わなくていいのです。
間違っても
抜き打ちで先生と子どもを会わせようとしてはいけません。

「学校と繋がっている」という意識を持ってもらうことに意味があるのです。
これは、
学校に復帰する時のための伏線作りになります。
(学校の先生との繋がり方、家庭訪問テクニックについてはいずれまた)

「心」は揺れ動くものですから
ずっと「学校なんて行かない!」と暴れているままではありません、
学校に関心が向くときもやってきます。

そのためにも
余計な親子バトルを減らして
家の中で安心して過ごせるようになることをめざしましょう。
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