長男の不登校

18.11.26.bmp



 


★宜しければ「カウンセリング修業のブログ」にもどうぞ★
 

不登校中の子が不活発になってきたのは?

18.11.13.bmp
このところ寒くなってきました。

この間まで
登校しようと頑張ってたのに、
家の中でも
家事をしたり勉強したり踊ったり
元気な様子を見せてたのに
最近は
ずーっとスマホをいじってて
何の動きも見られない…。

そんな様子に
もはや学校に行くことを諦めてしまったのではと
思われた方もおられることでしょう。

この時期動きが鈍くなるのは
登校を諦めたからというより
外側ではなく内側にエネルギーを向けるよう
体が要求してきているから。

人に限らず動物、いや生物は
寒くなる時期
動いて体力を消耗するよりも
来期に備え、蓄えようとするようです。

不登校中の子も
自然の理に従い、
秋から冬にかけて
動きが鈍くなります。

外界へ関心が向きにくくなるので
登校のお誘いにも消極的。
チャレンジできないことが多いです。(TT)

「じゃあ、春まで学校には行かないの!?」

という疑念がよぎりますが
そんな中でも、
登校しやすい日はあります。

期末試験の日や、
遠足、文化活動発表会などのイベントの日。
(イベントの日は逆に
「こんな時だけ登校するのは他の子に悪い」と言って
 断固行かない子もいる)

そして
期末テスト明け(終業式の2週間前辺り)。
「辛くても、しばらくすると冬休みに入るから」
という理由で行きやすいようです。
ゴールが見えていることで
心理的に少し楽になるのでしょう。
期末テスト明けの、
クラスマッチの日から登校を再開した子もいました。

とはいえやはり
他の時期と比べ、子どもの反応はもひとつです。

この時期はむしろ
読書(漫画も可)や映画鑑賞など
イメージの世界での冒険や活動がお勧めです。

体の動きが少なくなっても、
いや、動きが少ないからこそ、
作品の世界を
生き生きと体験しやすくなってます。

内面的な経験もまた
体験として蓄えられていきます。

後に彼らが不登校から卒業し、
自らの不登校生活を振り返る時、
その時体験した作品の世界が
いきいきと思いだされ、
今の自分の礎を作ってくれたということに
思い至ったりもするのです。

家の中にこもりきりで
動きがなくても
豊かな体験をできないわけではありません。

そして春が近づき温かくなるにつれ
希望が膨らみ
活動的になっていきます。



 


★宜しければ「カウンセリング修業のブログ」にもどうぞ★
 

不登校生は名ツアーコンダクター?

18.11.03.bmp

僕は
初めて会う不登校生の家へ訪問する時は、
「今度の子は
 どんな世界に連れて行ってくれるんだろう」と
内心わくわくしていたりもする。

彼ら(彼女ら)は、
自らの内なる世界に
僕を誘ってくれるからだ。

たいていの思春期(反抗期とも言う)の不登校生は
自分の好きなことばかりして過ごしている。
(不安が強い子ほど
 好きなものにしがみついている)

大人側の言うことは
「うるさい」「知らんし」、無視!
など
全く応じてくれないことも多い。

「親からの自立」がテーマとなる思春期、
周りに教えられて身につけた「価値観」をそぎ落とし
自分が選んだ「価値観」で
自分を塗り込める作業が
そこで行われているのだろう、
逆に
自分の好きなもの、はまっているものについては
(信頼関係があれば)
「これ見てこれ見て」と
煩いくらい教えてきてくれたりする。
(リビングのテーブルの端に
 自分の好きなものを置いて
 それとなく主張したりしてることもある。)

(マンガなら)「読んで!」
(ゲームなら)「やって!」
(音楽なら)「聴いて!」
(服なら)「今度着て来て!」

大人の目から見て
同調できない内容であることもある。
(豹柄の服をプレゼントされたこともあった)

しかしそれでも
彼らの世界について行くと
意外にも
心動かされるようなことがあったりする。

(不覚にも 大人の自分が子どもの選んだものに感動してしまった!)

しかしそういった体験をすればするほど
なぜか彼らは強くなっていくのだ。

彼らは
彼らの世界の
道先案内人のようで
自分たちが今味わっている世界を
知ってもらうこと、
味わってもらうこと、
そして
認めてもらうことを望んでいる。

その不覚な体験が、
僕にとっての
彼らと関わる醍醐味だったりするのだ。


現在では
不登校生徒の保護者や担任の先生に
関わり方のスーパーバイズをすることがほとんどで
子ども本人とは会えないことが多い。
なので
保護者の方を通して
彼らの好きなもの・今よくやっていることを教えてもらい
そこから
彼らの世界を
感じ取るようにしている。



 


★宜しければ「カウンセリング修業のブログ」にもどうぞ★